2025年5月24日(土)、兵庫県加古川市で行われた「第19回兵庫県障害者のじぎくスポーツ大会」に、川西市手をつなぐ育成会として、有志のご利用者と保護者様、職員総勢22名で参加してきました。この大会は、県内の障害者がスポーツを通じて体力の維持増進と社会参加意欲の高揚を図るとともに、県民の障害者に対する理解と認識を深め交流することを目的としています。

当日は雨が降る中、マイクロバスと乗用車の2台で会場へ向かいました。今回ご利用者さんがエントリーした種目は50メートル走(介助あり・なし)。普段の生活では、なかなか走る機会もないため、ご利用者さんは、1か月ほど前から普段の生活介護の取り組みの中で時間をとって練習しました。しかし50メートルの距離を走るのはぶっつけ本番。雨も降る中どうなることかと心配していましたが、レースが始まるとみんな笑顔で走り始め、全員無事完走することができました。特に参加したOさんは同じレースに参加した方をぶっちぎって見事1位を獲得しました!レースが終わった後は、早速注文していた豪華なお弁当に舌鼓をうちました。

雨脚が強まってきたため、会場を早めにあとにし、帰りの高速道路のサービスエリアで小休止。そこで、お土産を買ったり、アイスを食べたりして楽しみました。(こっちの方がみんな楽しそう・・・?)。このような大きな大会に参加することももちろんですが、マイクロバスに乗ってみんなでお出かけすることも普段の日常ではなかなか得られない体験です。普段見られないご利用者さんやご家族さんの笑顔をみることができたことも職員にとってよい思い出になりました。